フィッツロイの天気管/ストームグラス　販売

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フィッツロイの天気管／ストームグラス

18世紀初頭イギリスで錬金術師によって発明されたといわれる天気管、ガラス内の結晶の表れ方により天気の変化を事前に予測できるとして、当時の船乗りが注目し彼らの航海の安全を支えてきました。
著名な生物学者チャールズ・ダーウインが乗船したイギリス海軍の観測船ビーグル号にも備え付けられており、後にビーグル号の艦長だったロバート・フィッツロイ艦長の名を取って｢フィッツロイの天気管｣と呼ばれるようにもなりました。
現代では結晶の変化で正確な気候の変化を予測すること自体が不確実な事、と一笑に付されてしまいそうですが、当時に思いを馳せ、絶えず変化する美しい結晶を観賞するのはても楽しく、結晶と天気の不思議な関係を日々、体験をしていただけると思います。

一般的には結晶の表れ方と天気には下記のような相関関係があると言われていますが、変化を観察することによって貴方だけのオリジナルな天気予想も可能になるかもしれません。

・結晶が消え無色透明　→　晴れ
・シダ状の結晶　→　風
・小さな点状の結晶　→　曇り、霧
・大きな片状の結晶　→　曇り
・白濁　→　雨
・シダ状、連続した星型の結晶　→　雷雨
・底部に小さく密集した結晶　→　霜
・冬の晴れた日に星状の結晶　→　雪

生産国
　オーストラリア　
サイズ
　直径80㎜、高さ150㎜　（マホガニー台座10㎜含む）
その他の特長
　市販されている天気管の中で世界でも最も大型のモデルとなります。一般的なストームグラスは溶液5～20ｃｃ程度ですが
　本品は数十倍の600ｃｃほどと比較にならないほど多く、大型のドーム状のため繊細かつダイナミックに形成されるさまざまな結晶
　(シダ、羽、葉、針、小枝、剥片、星　など)四方から丹念に観察していただけます。　
　フィッツロイ提督の記録帳、著書のダイジェスト小冊子｢THE STORM GLASS BOOK｣(英語）が付属します。

天気管は数ある歴史的な天気の予測器具の中でも最もユニークでお楽しみいただけるモノと言えるでしょう。

五月晴れが続く5月初旬に撮影した写真です。
連日、25℃前後の晴天のため溶液はほぼ無色透明で底部にわずかにダスト状の結晶が浮遊している殺風景な写真となってしまいました。
逆に4月は桜の開花後に雪が降ったりとめまぐるしく天気が変わり結晶もダイナミックに日々変化していました。

絶好のシャッターチャンスを逃してしまったようです・・・

希望小売価格　￥32,000　(税別)

フィッツロイ艦長が残した気象記録には結晶は密閉されているため気圧の影響ではなく、気温の変化だけでなく、天気の変化や雷、嵐の発生に先立ち変化する大気中の電気の状況が影響を与えると記されていました。

写真提供；Ｗｕｎｄｅｒｋａｍｍｅｒ　(オーストラリア　メルボルン）

フィッツロイの天気管／ストームグラス

Made　ｉｎ　Ａｕｓｔｒａｌｉａ

時にはダイナミックで繊細な結晶が現れることもあります